10月7日 茨城県つくば市を訪れる。
中央農業総合研究センター(農研)の成果発表会です。
テーマは
「農作業ロボットによる分散錯圃に対した超省力作業技術の開発」
題して
農作業ロボットは労働力不足を救えるか?
近年の農業の労働平均年齢は とうとう65歳をこえたそうで
それに伴う 耕作放棄地の増加はおいらが取り組んでいる鳥獣害の問題と深くリンクしていることで、それを何とかしようとしている農業経営者たちは その代替農業の済に 分散する圃場の管理に大変苦労をしており、大規模経営の妨げになっている。
それを 超省力農作業ロボットの研究により 解決していこうというプロジェクトです。
さて どんなロボットでしょうか...
こんなです。
なんだ.. ふつうの種まき耕運機じゃん!!
いやいや 良く運転席をみてください。 判りづらいだろうけど無人で動いてます!!
凄い!!
こちらは 遠隔操作で肥料を撒く機械
コントロールコックピットはこれ
ぷ プレステじゃん!!(爆)
す すげーな! ミサイル出るんじゃねーの!!
といったら 隣の担当の人が
ミサイルの変わりに 堆肥が放たれます^^
いやいや 凄い!
田植え機やトラクターはこんな感じ
凄いよこれは だって操作が自動運転だもん!
CANバスっていう最新の通信制御で NCデータやGPSを駆使してまるっきり無人 自動で稲が植えられたり 刈られていく様子は 本当にビックリで、やったことある人は わかると思うけど、トラクターや田植え機って でこぼこをひろいながら走るから 人間だってなれないとまっすぐ進むのが難しいのに GPSを駆使して ハンドルの制御や姿勢の制御をしながら、 物凄い綺麗に効率よく 田植えや稲刈りが出来るんです。
もちろんまだ実験段階ですから 多々問題は抱えているようですが、こういうのが進むことも
農業の問題を解決する とても大切な研究です。
農研の人と少し話をしてみました。
「このロボットのエンドユーザーは誰だと考えてますか? 日本の農作業者の平均年齢は65歳を越えていますが、その方たちですか?」
「いえいえ! そうではなく 次世代の若い農家さん達のために開発しています。
農水省の方針では農業は一応若返らせる方向で推移してますから」
そしてこれは交付金プロジェクトなので、これで成果を出さなければ 今回が最後になってしまうかも..
という話
でも会場には 若い人は少ない てゆーか ほとんどいない。
意外に外人さんが多い! しかも黒人!
これ やらないと駄目だ!
ここで頓挫しちゃうのは もったいない!!
これを若い世代に見てもらいたいよ!
頑張って成功している農業経営者たちや そういうワクワクするような農業の未来をさ
「農業やってみたいけど どうやったら食べていけるのかな~~」
なんてくすぶっている若者達とつなげる!
そんな 農業復活モデル 日本復活モデル やってみたい!!
そんなことを考えながら 梅ちゃんと二人 北関東横断道路を横断してました。
早く 太田と足利繫がらないかなぁ~~!
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