八月の中旬 私達の新聞記事をみて 早速電話がきた。
粕川の「鎌塚牧場」さん 記事を読み 面白そうな取り組みだと思っていただいたようです。
話をうかがってみると 自動給餌機のコントローラボックスの不具合のようだ..
メーカーはイタリア製で 修理するのに船でイタリアまで送り 直って帰ってくるのに約2ヶ月かかる とのこと...(汗 金額もかなりの高額になるようだ。
電気系...(汗 実は苦手分野.. が せっかく来た最初の仕事だし!
なんせ「困っている!!」 なんとかしてみたい...
よし!!
ここから勉強させていただこう!! と思い 鎌塚さんの牧場にうかがってみる。
これが 自動給餌機 上のタンク部分に餌を投入し 牛舎に餌を分配していく トラクターで牽引し 移動しながら 給餌していくのだ。
これが コントローラーボックス 故障箇所は電源スイッチ ボタンを押すと 電源が入り
もう一度押すと 電源が切れるはずが 電源がOFFしないという。
取り外しが出来るので そのまま持ち帰り 出来るかどうか やってみることになりました。
最初 ものづくりネットの知り合いのうちに依頼をしてみることになり コントローラーボックスを送り 見ていただくことになったのですが 仕事や場所の都合で なかなか手がつきそうにないとの事 最初の案件だけに スピードにはこだわりたい..
申し訳ないが すぐに引き上げさせていただく。
あ!! 粕川の近くに 昔 一緒に設備の工事に行った電気屋さんを思い出し 15年ぶりに連絡をとり 一通り説明すると 明日一緒に現場に行き 症状をみてくれる。
とのこと(嬉!!
症状をみて テスターであたりながら やはりスイッチの故障だろうという事で
スイッチにバイパスを作り それでOFFできるように改造しようと決まる。
後日 バイパスをつけて確認に行くが バイパスを取り付ける位置がイマイチなのと
取り付け穴からの水の浸入が懸念されることから 何とか似ているスイッチを探し
直接交換してしまう事にした。
上の写真のコントロールボックスの右下の青いスイッチが交換したスイッチです。
故障の原因は スイッチ付近のビニールの劣化による 水の進入と思われ スイッチを交換したのと一緒に ビニールの補強も施し 水の浸入を防ぐようにしました。
修理後 農業技術センターの帰りに 初めて皆に見てもらいました。
こんなに大きな機械なのか!! と 皆驚いていました。
酪農の農機は 外国製が多く 納期がかかり 修理費用も高額のようです。
このような「困った!!」を これからもたくさん解決していけたら と 思います。
最初の案件 鎌塚牧場さん ほんとにありがとうございました!!
それから 電気の修理をしていただいた ライズシステム滝原さん 感謝です。
これからも「下請の底力」を宜しくお願いします。 羽廣
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