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えんのうブラザーズ::7月終了!一年経ちました!

7月終了!一年経ちました!

 7月を振り返り..  ㈱下請の底力 羽廣保志
 
 ㈱下請の底力を立ち上げて 一年が経ち 一周年の最後の月がこの7月です。 それもあり、今月は自社の仕事も含め 初めてづくしで大変あわただしく過ぎていきました。
 
 後半に入り あまりの忙しさに 宇都宮大学のほうは 休みをとらざるおえず、第一期にて修了というわけにはいかなくなりそうですが、本当の学生のときよりも充実しており、忙しい中、レポート提出や講義のDVDを見たりと 家の中でもOFFスイッチが睡眠のときだけのようでした。

 実は今年に入ってから、本業もかなり忙しく 男の40代って 本当に働き盛りで役がいっぱいなんだなとつくづく感じています。

 バアチャンズIN歌舞伎町はじめ、後半にはついに シタゾコVE(バリューエンジニアリング)セミナー開催と 盛りだくさんな月になったわけですが、ここにきて本当に人の縁の大切さに気付かされます。

 それを何より大切にしろ!! と 常々教えてくれる我が代表の登内です。このようなイベントを計画することが、ほとんどシロウトな私達にとって、この二つのイベントを無事乗り切るのは、またまた大変な勉強でした。 そこには 絶対に一人では出来ない、みんなのチームワークで成り立つ世界がまっています。
 主催と参加 このスタンス違いを凄く勉強しました。  どのような会にも、イベントにも 主催する側と参加する側があり、自分達はそこの主催なのか参加なのかで、同じイベントに存在しても 立ち位置がまったく違う! 当たり前ですが、あらためて、こんな事を勉強しています。

 その中でも 今回はやはり VEセミナーについて大きくふれてみたいと思います。
バリューエンジニアリング=VEですが、ものの持つ機能に焦点をあて、そこに柔軟に着目することで、形から入る問題解決より 本質に触れることが出来る思考方法 そんな解釈でいいのか まずは徹底的に構成している機能の洗出しをし、その製品の主機能と構成部品の機能を徹底的に分析し、それが一体何のためのパーツなのか(今回のセミナーの課題は角型折りたたみ式物干しハンガーでした)を 部品一つ一つの機能で分解していく。
201008040931000.jpg
 
 すると ハンガーはまず 大きなメイン機能として 「洗濯物を干す」がまず。メインファンクション(F0)として登場し、その下に 「洗濯物を吊るす(F1)」「乾きを容易にする(F2)」>「収納を容易にする(F3)」という機能が存在することがわかる。


 まあ これ以上はややこしくなるので、ここで一つ 私達の班の奇抜な発想をご紹介しましょう! それがVEの可能性になるのだから。
 
 F3の[収納を容易にする]に注目すると、それは ハンガー中央が二つに折れることから、使用しないときなどに収納スペースをとらないという機能である。
201008040930000.jpg
 その「二つ折りにする」という「形」から離れ「収納を容易にする」という「機能」に着目する

 ハンガーはもう考えないで収納を容易にする。を 班のメンバーでどんどんと例を挙げていく。

 いくつか例を挙げると「小さくする」「重ねる」「丸める」「切り刻む」「圧縮する」「曲げる」「分解する」「やわらかくする」「つぶす」「空気を抜く」「ねじる」などなど

 ほんの一部ですが こんなにたくさん出てきます。 
この中から、これは というものが出てくるんですね。 私達の班からでたのは「空気を抜く」から出ました。  浮き輪の空気を抜くことで小さくなるからでたこの機能は、班のメンバーの ゴムボート型にすれば良いんじゃない!から あっとゆーまにフレームを空気注入型のゴムボートのようなフレームにすることになりました。

 このよな感じで新開発のハンガーが、ハンガーなんてまったくノータッチのメンバー達によって、開発され、コストダウンされていきます。 こういうアプローチは「形」にとらわれていたら まずたどり着けないでしょう。

 これが キチンとした商品になるには もちろんたくさんの理詰めをしなければならないでしょうが、このような柔軟な発想こそが、新製品開発や、コストダウンにとっても役に立つであろうと思われます。

 ここに書ききれるほど、VEは浅はかではないので、もし これを学んでみたいという方がたくさんいれば シタゾコはVEセミナーをもっと開催していこうと思っております。

 今回はVE協会の丹沢先生に大変お世話になりました。 丹沢先生のVEの例話の中で私自身が大変気に入っているお話は、「名古屋の金のしゃちほこの金箔張替えのコストダウンの話」 かいつまんで 金箔を張り替えるコストは2億5千万円

  内訳  しゃちほこを降ろす  1億円
      金箔を張り替える   5千万円
      しゃちほこを上げる  1億円
      合計         2億五千万円

  これをコストダウンする。

  ふつうなら 業者に 作業の費用を下げさせるとか、競合させ、安い業者に発注とか そんなコストダウンになるでしょう。
     
    それをVE的に解決していく
   
    まず  金箔を張り替えるのは何のため?
  
      名古屋の皆さん または訪れる皆さんに喜んでもらうため!
 
しゃちほこの金箔張替えのファンクションは「みんなに喜んでもらうため!」

  それなら 張り替えたしゃちほこに触れてもらおう! 喜んでもらえる!

  そして 金箔を張り替えたしゃちほこに触れようフェス開催!
    
      入場料1000円で 20万人動因!!

      収入2億円!!

      まったく違う形での予算の捻出で問題解決してしまう。

      これがVEの凄いところです。

  私たち中小企業の光になる可能性をたくさん含んでいると思われるVE これをもっともっと広めて 応用して、日本活性化を推進していきたいと思ってます。
  今 自分が取り組んでいる鳥獣害だって、たくさん応用ができる。そう感じてます。
 そういえば先月まとめの里山のコーディネートの演習で用いたのも 付け焼刃のVEでしたっけ^^;
 なんか 知ったかぶるのうまいんだよなぁ.. 

 そんなこんなで とうとう一年たちました!
 皆さん たくさんの応援ありがとうございました! 八月からの来期も、元気いっぱいで飛び回ります!   
   今回も長々とありがとうございました。  羽廣 



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