-
2011-03-30 16:37:09
-
ちなみに、私がバイヤーズを運営する中で、壁にぶつかったら読み返していた小説がある
「青年社長」(著者・高杉良氏)だ
渡邊さんはその小説のモデルになった人である
バイヤーズの役員の佐久間さんと一緒に渡邊さんのセミナーに行ってきたが、感動した
ちなみに、
知ってる人も多いと思うが「地球上で一番たくさんのありがとうを集める」がワタミグループの理念である
震災後、すぐに物資を持って東北被災地に入った話を聞いた
さすが、動きが速い!
しかし、理念に当てはめればワタミからすれば当たり前の行動なのだろう
そこでこんなことを言っていた
「私は現場人間である。よって、常に現場に行くことを心がけている。そこで見たり感じたことを元に、次の行動や経営に反映させている」
ここでもたぶん「ありがとうが少ない」と感じれば次の行動に出ることとなるのだろう。
社会性と経済性の両立の話をしていた
これは私もいろんな方々と常に議論することなのだが、
「やりたい活動があっても、自分の会社や生活が成り立っていないとその活動は出来ない」
と多くの人はいう。
現実は確かにそうだ。
しかし私は「その考えを超えないとどちらも中途半端になってしまう」と主張する。
すると「それはきれいごとだ」と言われてしまう。
長年のその悩みが一瞬でクリアになったことを言われた
それは
「私は単純に『お金をもらうためのありがとう集め』と『お金を貰わないありがとう集め』に分けている」
この表現はとてもわかりやすかった
つまり両方とも「ありがとうを集める」という理念で一致はしているが、予め、お金を集めるのか集めないのかを決めてしまっているということだ。
お金がない人から「お金をもらうためのありがとう」のために動いたとしたらお金が入ってくるはずもなく、失敗ということになってしまう。
だったら「お金をもらわないありがとう」と決めて活動すればいいことになる。
なるほど。それなら両立できる。
実は現在、被災者支援のためのNPO法人を設立する準備をしている
「TOMODACHIプロジェクト」だ
私の残された人生のすべてをその活動に注ぐことを決めている
渡邊さんの話を聞いて、そのNPOの位置づけが更に明確になった。
よし、やるぞ!