Deprecated: Assigning the return value of new by reference is deprecated in /home/users/2/chicappa.jp-sokozikara/web/tonouchi/class/View.php on line 25

Deprecated: Assigning the return value of new by reference is deprecated in /home/users/2/chicappa.jp-sokozikara/web/tonouchi/class/View.php on line 30

Warning: Cannot modify header information - headers already sent by (output started at /home/users/2/chicappa.jp-sokozikara/web/tonouchi/class/View.php:25) in /home/users/2/chicappa.jp-sokozikara/web/tonouchi/class/View.php on line 81
まず動く!::あっという間に1周年です
2010-07-31 22:29:12
あっという間に1周年です
7/31/10

あっというまに1年が経ったなあ・・・。

昨年の7月7日。
シタゾコの前身にあたる、両毛ものづくりネットワークの分科会リーダー会がありました。

・風穴空け隊(共同で営業する分科会)
・援農クラブ(農業を支援する分科会)
・感動商品開発クラブ(感動商品を開発する分科会)
・市場矯正会(共同でマーケティング調査、分析をする分科会)

その会合の中で、援農クラブの羽廣君からこんな質問が出ました。
「うちの分科会でやっている農機具修理事業に目をつけたある商社が、その事業を販売させて欲しいと問合せが入りました。そしてその契約をしたいので定款を出して欲しいと言われましたがどうすればいいでしょうか?」

両毛ものづくりネットワークは任意団体でしたので定款は作っていません。
そこで私は「だったらいっそのこと会社を作ってしまおう!」と言いだしました。
彼らはキョトンとしています。
彼らの多くは長い社歴の会社の後継者たちです。よって会社を作るということは大事に感じたのでしょう。
ただ、小林さんと今坂さんは創業経営者ですので特に抵抗はなく「やろうやろう」ということになり、その会合に出ていた多くが参加することとなりました。

当時はリーマンショック後の影響も強く、空気が沈みがちでした。
よって、元気になるイベントネタが欲しかったのです。
それも彼らの常識を覆すような・・・。

「ではいつ立ち上げる?」
「伸ばしても仕方ない。一秒でも早く立ち上げよう!来月が8月だから縁起のいいところで8月8日にしてしまおう。」
資本金も88万円とし、早速登記の準備をしはじめました。

後継者の彼らからすれば初体験です。
「君の親父さんやおじいさんたちも同じような手続きをして会社を立ち上げたんだよ。」
彼らにはいい経験になったのではないでしょうか?

8月8日にあわせて朝日新聞さんが取材をしてくれたのですが、新聞が出る前日になんとノリピー事件が起こってしまいました。
全国版朝刊にでるはずが、残念ながら夕刊に移動させられてしまいました。
更に登記が完了したので謄本を取ってみて唖然としました。
設立日が8月10日になっているのです。
問い合わせたら8月8日が土曜日だったので登記できず、月曜日に回ってしまったとのこと。
スタートからいろいろありましたが、まあ、これらも今となってはいい記念です。

あれから1年。
一言でいえば「とてもエキサイティングな1年だったなあ・・・」

・農機具修理、改造事業のシステムづくり
・農家まわり(農家の困った探し)
・成功している産直店巡り
・JAヒアリング
・種苗メーカーヒアリング
・資材メーカーヒアリング
・販売店まわり
・農業資材問屋まわり
・就農予備校通学
・そばの実探し
・元気ばあちゃんズ
・県内イベント出展
・東京イベント出展
・5円玉磨き
・5円玉販売
・5円玉モニター調査
・中国調査
・中国進出
・講演会講師
・交流会参加
・飲食店まわり
・イノシシ対策商品 イノダーモニター
・鳥獣害対策調査
・シタゾコ実験農園づくり
・宇都宮大学鳥獣害管理プログラム通学
・ハギレ販売調査
・廃棄品販売調査
・VE基礎講座
・由紀さおりさんと面談
・桐生PR大使活動
・全国ふるさと大使連絡会議参加
などなど。
これでもごく一部。まだまだたくさんあったと思います。

中でも我々にとってとても大きな出会いがありました。
それは元内閣府の木村俊昭さん。
NHKの「プロフェッショナルの流儀」にたまたま出演しているのを拝見し、感動しました。

不思議なもので、出会いと紹介で木村さんに繋がります。
そして、そのことがきっかけで「地域の活性化」というテーマに出会うのです。

「今にも潰れそうな貧乏会社たちが集まって『地域の活性化』かよ?人のことよりまず自分だろ!」と陰で罵られ、笑われたこともありますが、我々はいたってまじめです。

VE的に言えば
・目の前の売上を追いかけるのは、いったい誰のため?何のため?
・会社の存在は、いったい誰のため?何のため?

会社は「公共」だということに改めて気付くのです。
会社は「社会を豊かにするためのもの」が後付になりがちですが、それでは龍馬的ではない。
シタゾコには龍馬バカが何人もいますので、このテーマに非常に響いてしまったのです。

私にとってもこのテーマとの出会いは、人生のなかでも大きな分岐点でしょう。
こんなにやりがいのあるテーマに出会えたことに本当に感謝しています。

シタゾコは初年度は予算を一切組まずにやってきました。
なぜなら大目標が「新しいビジネスを立ち上げるため、見つけるため」だったからです。
数字を追いかけるとどうしても視野が目の前だけになってしまうので、敢えてそうしました。

数字を追いかけていないので結果も出るはずもないのですが、それでも売上はありました。
その1年間の売上の中身を見てみると面白いことに気付きます。

核がないためまとまった数字にはならないのですが、とにかく種類の多さに驚きます。
物販から加工、講師謝金、その他サービス売上などとにかくたくさんの種類の売上があるのです。
どれだけみんなが頑張って動き回ってくれたのかが分かります。
名刺も2,000名以上は優にあるのではないでしょうか。
いろんなジャンルの人たちと出会いました。

昨日が今期最後の役員会だったのですが、その中から1つだけ一番面白そうな案件をピックアップして、来期はその1本の柱を太く太くすることを決めました。
現在、シタゾコで初めて予算計画をつくっています。

お客様
サポーターの皆様
応援してくださった方々
協力してくださった多くの方々
取材してくださったマスコミの方々
スタッフの本業の会社の方々
そして、そのご家族へ

いろいろ迷惑を掛けてしまったけど、一年間本当にありがとうございました。
次年度以降も更なる元気パワーで頑張ります。
必ず皆さんを安心させられるようにしますので、もうしばらく辛抱してください。
あと4年です。4年間思いっきり突っ走らせてください。
必ずひとつの形を作り上げてみせます。
今後とも応援よろしく御願いいたします。

平成22年7月31日
株式会社下請の底力 代表取締役 登内義也

追伸
本日は概要報告でしたが詳細は後日改めてさせていただきます。
・黒字でしたのでマニフェストに書きましたように株主配当を出します。
・嬉しい悲鳴ですが、本業の仕事がだいぶ戻ってきて工場がパニック状態になっている会社が2つあります。
 そこで急遽、シタゾコ活動を休止して本業を手伝う役員が1人います。
 県外、海外進出に向けて、新たに2名の役員が入ります。
 後日、ご案内いたします。
| comments(2) | trackbacks(0) | この記事を編集する |
< 上海の友人が桐生まで来てくれた! | main | 全国ふるさと大使連絡会議 >