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2009-09-28 18:35:18
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9月23日
シルバーウィークの最終日。
運動会はあったが、仕事で家族をどこにも連れて行ってあげられていない。
しかし、日帰りではいけるところは限られている。
「今まで行った事のないところで、渋滞にはまっても短時間で帰ってこれるところは?」
家族中で前日考えるが、なかなかいいplanが出てこない。
そこでこう考え直してみた。
「場所は行ったことはあるが、普段なかなか出来ないことやしてみたいことは?」
家族で一致したのは「犬の散歩」である。
家族みんなは犬は大好きである。しかし私の家では事情があって飼えない。
過去にレンタル犬を借りてきたことがあったが、娘たちはとてもインパクトの強い思い出となった。
「犬を借りれて散歩が出来るところ・・・」
調べてみるとなかなかなく、つくばにあった。
その名を わんわんランド
筑波山はうちから1時間強のエリアなので渋滞しても大したことはない。
ちなみにここは筑波山や筑波サーキットに行く途中に何度も通ったことはあったが、犬を飼っていない我々には関係のないところだと決め付けていた。
しかし、行ってみると犬をレンタルが出来て敷地内を散歩をしたり遊んだりできるとのことで、非常に多くの家族がレンタルの順番を並んでいた。
需要はあるのだ。
長女はいいのだが、小学校2年の次女は犬は好きだがなかなかびびって触れない。
犬も次女の言うことを全く聞かない
ただ、20分×2回の成果で、なんとか他の犬は一瞬だが抱っこが出来るようになった。
これも本人からすれば大きな進歩である。
短時間ではあったが普段体験できないことが出来て非常によかった。
ちなみに私も犬を飼ったことがなく、散歩させるのも何回目かだった。
将来は絶対に犬を飼うと決めている。
され、その帰りに時間が余ったので近場で何かないかと探していると「食の農と科学館」という場所がガイドブックの端っこに小さく書かれていた。
最近「農」という単語に非常に反応するため、家族の嫌がる顔をよそに早速行ってみることにした。
宮崎の農業科学館に比べたらこの建物はだいぶコンパクトで地味だが、敷地はとにかくでかい。
いろんな農業や食品関連の技術施設が集積している農林水産省エリアだった。
特に農機具エリアはとても参考になる。
こここそ、下請の底力のえんのうブラザーズのみんなを連れてくるべきだな。
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2009-09-28 18:07:41
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宮崎県の農業科学公園のルピナスパークに置いてあったカタログの中に、FOOD ACTION NIPPONというカタログが置いてあった。
食料自給率をあげよう!というプロジェクトで、下請の底力と私の本業であるバイヤーズ(株)もサポーターに参加したが、石破さんが変ってしまっても継続されるのだろうか?
しかし、これこそ工業の世界でやってもらいたい。
地産地消は食の世界だけの話ではない。
今年の2月頃にとある市の市長に直談判したことがあった。
「地域で使う日用雑貨品は地域の工場が作るべきだ!」
すると
「中国製品に値段で勝てますか?それは無理でしょ」みたいな答えが返ってきた。
お前はアホかと言いたい。
誰でも作れるようなものは大量に安く連れるところがすればいい。
これは食の世界でも案でも一緒である。
しかし、「かゆいところに手が届くもの」は海外企業にはなかなか難しい。
なぜならロットが小さく、面倒くさいからである。
日用雑貨品でもその地域の人たちにとって使いやすく、時間短縮や労働が楽に繋がるものであれば確実に売れる。
地域12万人3万世帯の地域だとしたら、まずは10%の3000世帯。いや3%の1000世帯向けにつくてモニターすればいい。
地域によっては「標準品は気候や風土に会わずに今ひとつ使いづらかった」というものが必ずあるはずである。その部分を見つけて地域の工業が担当するのである。
「そんなものあるのかね?」と言ってた市長は、苦しい工業に対すて、更に金を貸し付けることしか考えていなかった。
法人税の優遇?赤字企業には関係のない話ではないか?その地域で黒字の企業が果たしてどれけあるのか?儲かってるところを支援しても意味ないだろ!?
残念ながらこの考え方は、地域の民主党の議員も一緒だった。
「仕事を作り出すこと」にもっと力を入れて欲しいものである。
そのためには「買う人」のことをもっと真剣に考え、国を挙げて取り込む戦略をつくるべきである。
「オリンピックの東京誘致も大事だが、日本ももっとわくわくすることをどんどんやろうよ!」
国民みんなでいろんなことにどんどんチャレンジしよう!
チャレンジする国になろう!
そのために税金をどんどん使ったっていいんじゃないのか?
シンガポールのF1を見ていて更にそう思った。
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2009-09-28 17:46:21
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8月24日
宮崎県庁に娘たちと行った。非常に活気のある県庁と周辺だ。
東国原さんはいろいろバッシングもされているが、同じ「国づくり」を志すものとすれば、私は非常によくやったと思う。
県庁の翌日は、宮崎県の農業科学公園に立ち寄った。
農業県だけあって、非常に充実しており、とにかく小学生にもわかりやすく解説してあったのがいい。
昔の農機具も展示してあり、農業機械の移り変わりがよくわかった
県庁の横の自販機にあったサンAという日向夏みかんのジュースは絶品だったな。
これは箱で取り寄せたいくらいだった。
宮崎とにかく農地がでかい。
これならコンバインも大型耕運機もフル稼動できて嬉しいことだろう。
今度は是非、えんのうブラザーズのメンバーで来たい地域である。
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2009-09-28 17:11:15
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日本の農業界を知るためには「農協」を知らないとはじまらないらしい。
そこでアマゾンで「農協」や「JA」と検索してみたら、こんな本が出てきた。
●「農協の大罪」宝島社 著者:山下一仁
購入して読んでみた。
確かに今まで農協の悪口を聞いたことはあったが、そんなにひどい集団だったのか!?
知人にも農協職員がいるが、彼は決して悪い人間ではなく、むしろいい人間である。
ただ、作者の偏見もあるかもしれないから、複数の声を入手する必要がある。
そこでこんな本も読んでみた。
●「農業が日本を救う」PHP研究所 著者:財部誠一
更にはこんな本も
●「最新農業の動向とカラクリがよーくわかる本」秀和システム 著者:筑波君枝
なるほど。
もとろんインターネットでも調べては見たが、状況はだいぶ見えてきた。
我々「えんのうブラザーズ」とすれば、「農家を工業とサービスで支援すること」がすべてであるから、農家にとって役に立っている集団なのかどうかが一番知りたい重要な部分である。
はっきいしたことは、JAと言っても組織がでかいため、まとめて「いい」「悪い」とわけてはならないと言うことだ。
地域によっては役立っているところ、農家を積極的に支援しているところもある。
また、農家さんたちからヒアリングしてみると、JA全部を否定している農家もあるが、役割の中でJAのシステムをうまく活用している農家もある。
いずれにしてももっとしっかり調べてみる必要がある。
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2009-09-28 16:35:12
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「下請の底力」を立ち上げよう!との話が出たのが7月7日の七夕のこと。
言い出しっぺは私である。
群馬県、栃木県の下請工場が集まった「両毛ものづくりネットワーク」の中の4つの分科会(「風穴空け隊」と「マーケティング分科会」、そして5円玉プロジェクトの「感動商品開発クラブ」、農家支援の「援農クラブ」)の分科会長と相談して決定した。
その(株)下請の底力のファースト事業は農業支援で事業名を「えんのうブラザーズ」と決定した。しかし我々は所詮、農業のど素人。
今までの下請仕事のように、メーカーや元請からくる設計図面を元につくればいいというものではない。
確かに今までは片手間の仕事で農機具の修理はしてきた。よって、農機具の修理や改造はさほど難しくはない。
しかしそれだけでは所詮「修理屋」で終わってしまい、下請復活の我々の「希望」となる事業モデルにはなりにくい。
そこで、改めて農家さんたちに対して新たな提案のできるチームになることが不可欠である。
そのためにはまずは農業や業界のことを知らねばならない。
手探りではあるが、ひとつひとつ学習していくところからはじめる必要がある。
ただ、残念ながら学生や学者ではないため、勉強が本文ではない。
経営者の集団である以上、素人でありながら、数字に転化させながら進める必要がある。
勉強は技術と一緒で焦ってもすぐに身につくものではなく、コツコツした作業の繰り返しであるが、それでも両立していかねば中小企業は倒れてしまう。
しかし、これは特別なことでなく、創業経営者や新規事業を立ち上げる会社にとっては同じこと。
いまある限られた資源をフル活用し、必ずや生き残り、日本中の仲間たちの見本になれるよう結果を出してやろう!
まず、7月に購入した本はこの1冊
●「農業のしくみ」日本実業出版社
本当に初心者だということがわかると思う。
ど素人がこの段階から「えんのうブラザーズ」という新事業を軌道に乗せるまでどのくらいの時間がかかるのか?それ以前に本当に軌道に乗せられることが出来るのか?
冷ややかでもいいから見ていていただきたい。
そして、「こいつら本当にやる奴らだな!」と思っていただいたら、是非、我々のサポーターになっていただきたい。
ちなみにサポーターには5種類ある。
①テクニカルサポーター
②法人、団体サポーター
③農家サポーター
④個人サポーター
⑤生活者サポーター
この方々には、我々が不足している部分を様々な形で支援いただいている。
1.人の紹介
2.私どもが不足している情報の提供
3.精神的な支援
4.その他
サポーター登録はサポーター登録フォームからできる。
お金は一切かからず、サポーターに登録いただくとまた、ちょっとしたものだが、我々から心を込めた粗品をプレゼントしているので楽しみにしておいて欲しい。
株式会社下請の底力 代表取締役 登内義也